幽霊―或る幼年と青春の物語/北 杜夫【ネタバレ注意】
ぼくのおじさんに引き続いて北 杜夫読みました。
当たり前ですけど児童向けと全然違いますね…。言っていることはわかりますが結局何が言いたいのかよくわからない部分もありました。僕の力不足なんですが。
うーんどんな話かって言われると全く説明できません。ただ自然の描写がとにかくすごくて、しっかり読むと自然の生々しい感覚が味わえます。特に虫の情報がすごい。著者は大の虫好きだったようです。
しかもちょっと驚いたことに著者はトーマス・マンに強い影響を与えられたようで、トーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」は私の誕生日に発行されたということでこの間読んだばかりです。この名前をこんな近いうちに聞くことになるとは…。リアル伏線…。
てか思ったんだけど調子こいて【レビュー】とか書いているけど毎回全然レビューじゃなくない?うわはず…まあこれからも【レビュー】って書くけど。