ゴミバコ

本や音楽のレビューがあるかもしれません。別に通とかじゃないです。

なぜ洋楽にハマりたくてハマれないけどやっぱりハマりたいのか

ハマれない理由としては、僕は日本人なので、他国の言葉の響きの良し悪しがわからないからです。例えば「よごれっちまったかなしみ」って、日本語に慣れ親しんだ人にしかわからない良さを秘めているのではないでしょうか。「悲しみ」に「よごれた」を合わせること、「よごれた」を「よごれっちまった」にすること、言葉の順番などなど。全く同じ内容を言葉にして人の心を揺さぶるとき、ただ意味が伝わるかどうかでは駄目だと思うのです。きっと外国語にもそういうものがあると考えると、自分は作品を味わいきれていないのではと考えてしまってなかなか手を出せない。これは洋書に手を出せない理由でもあります。

だがしかしbut、洋楽は日本にない音の運びや言葉のリズムがある故、本当にカッコいい。日本の音楽でも洋楽に影響をうけて似たようなものはあるけれど、やっぱり本物は本物なんだな、と思います。Dierks Bentleyの5-1-5-0の〝I love you baby〟の部分を聞いて思うのです…。