ゴミバコ

本や音楽のレビューがあるかもしれません。別に通とかじゃないです。

あけていた

気づいたらあけていました。よろしく、2018年。

親戚が亡くなったのだけれど、思うことは、何故一番悲しい遺族が、一番忙しい思いをしなければならないのかということ。悲しみに浸って、落ち着いたら近しい人々に報告して、じゃ駄目なのか?忙しくすることが、悲しみを紛らわすことにつながるのかな?側で見ていると、悲しみを紛らわすどころか、悲しむ筈だった死さえも煩わしく思えて、ギスギスしていくような気がした。かといってお金をかけずこじんまり行おうとすると、なんだか死を軽んじているように思えてきまりが悪い。霊柩車にもランクがあるようで、最後まで人って金なのだなと思わざるを得ない。

故人の血の繋がった者たちが、血の繋がらない方々に忙しそうに酒を注いでいる姿がなんだか滑稽に見えてしまう、そんな年末だった。

何事も始まれば終わる、逆もまた然り。本年もよろしくお願いいたします。