ぼくのおじさん/北 杜夫【ネタバレ注意】
児童向けらしく、すぐに読み終わりました。小学生の作文みたいな文体で、主人公と育った時代は違えど何となく懐かしい感じです。
変わっているけど憎めないおじさんに対する主人公の感情が、飾り気のない表現で綴られています。
ただあまりにも飾り気がなさ過ぎて、どこが心に残った?とか何を学んだ?と言われるとちょっと困りますねさーせんって感じ。
ただ僕もこのままだとこのおじさんみたいになるんじゃ…うっ頭痛が…。
他の短編集も全部平仮名で書かれていたり文節ごとに区切られていたりして、小学生時代の教科書を思い出しました。
著者は医者でもあったようで、彼の生い立ちとか他の作品も読んでみたいです。