ゴミバコ

本や音楽のレビューがあるかもしれません。別に通とかじゃないです。

FROM ME TO YOU/YUI

初CDレビューです。

実を言うと僕の人格形成はYUIさんが40%を占めていると言っても過言ではないです。いや、過言かもしれません。

確かRolling Starで気になってGoodbye daysでやべーってなって調べてLIFE聞いて神ってなってCD買ってHow crazy聞いて病に罹るって感じかな。中、高は毎朝父が録画していた番組におもしろいものがないとYUIさんのライブ映像を見て学校行ってました。高校なときはテスト4日前に千葉までライブ見に行ったなあ。あと宇宙初オンエアとかは生で聞いてたね。

さて、このアルバムは彼女の初アルバムです。僕の中ではこのアルバムが一番彼女の才能が爆発していたように思います。イメージカラーは白。声もまだ初々しくて、歌い方がちょっと挑発的です。ビブラートはほとんどかかってないんじゃないかな?このアルバムを出したのが20前とか信じられないですね。全てが初々しくて、歌詞も「恋愛恋愛~」よりは「夢、希望」が多い気がします。ただ初めてYUIさんの曲聞くって人に勧めるのはこの1stじゃなくて2ndかもしれないです。いや~1stかな?迷うな~。以下、各曲の軽いレビューです。

Merry・Go・Round

キャッチーでちょっと切なくてシャレオツです。この曲好きな人結構いますね。「YUIラジオ、はじまります‼」でよく流れてました。僕も好きです。

feel my soul

デビュー曲です。個人的才能爆発曲その一。日本人離れしたサビのメロディセンス。サビ入りは低めに入って、後半部で高くなって小刻みに揺れ、最後 You're right allright で飛ばす。これMステで胡坐かいて歌ってたの見て鳥肌立ちました。

Ready to love

この曲も好きな人多いです。これもサビ部分でちょっと切なくなりますね。シンプルなラブソングだと思います。

Swing of lie

この曲好き!ってわざわざ言っている人あまり見ないけど僕は好きです。サビの音程が独特で、不穏な感じがよく出ています。ちょっとロック調なのも、歌詞の切ない感じを中和してよさげ。

LIFE

才能爆発曲その二。厨二心をくすぐる神曲です。これのPV見たときは震えました。うん、PVも見て欲しい。なんというか世間の中のYUIさんのイメージはこの曲が近いのかな?そうでもないかな?ストリート、胡坐、アコギというイメージを凝縮。YUIさんは、アップテンポで、しんみりしすぎない切なげな曲が上手いです。シャッフルで聞いていたときにこの曲のイントロが流れるとうおぉぉぉってなるアデュラー(YUIファンのこと)は多いことでしょう。原曲はYUIさんアコギでアコースティックですが、ライブではエレキでやってるときもあって、それはそれでイントロカッコいいです。

Blue wind

この曲は歌詞が神がかっていますね。二重の意味で。聞いてみたらわかるはずです。「希望だってきっとあなたより強く持ってる」ってところがリアリティ感じます。ひっかかることを言われても、愛情を感じたらやっぱり嬉しいです。

I can't say

歌詞だけ見るとちょっと不思議。サビは普通のラブソングっぽいけど…それだけじゃないのかも?

Tomorrow's way

これも好きな人多いですね~。もちろん僕も大好きです。

サビを苦しそうに歌うYUIさんが素晴らしいですね。メロディ最初つかみづらいんですが、何度も聞くとくせになります。歌詞も初期YUIさんらしいです。YUIさんのコアなファンは、ラブソングよりもこういう歌詞の歌を好きな傾向があるような気がするんですが、どうなんでしょう?

I know

YUIさんのデビューを決めたオーディションで、曲数をオーバーして歌ってしまった曲だそうです。短いですが、テーマは重めです。世界平和とか?これも日本人離れしたメロディセンス。

TOKYO

いや~これは涙を誘うやつですよね~。YUIさんのライブ最後の曲は、Goodbye daysとかIt's happy lineとかがありますが、この曲が一番しっくりくると思っている方が多いのでは。現にYUIさんもこの曲歌うとき涙してましたね。どこをとっても歌詞が神がかっているのでここでは述べられません。故郷を離れたときに身に沁みますね。

Spiral&Escape

この曲苦手?って人ネットで時々見るんですが、僕はむしろ好きなんです。確かにサビはあんまり盛り上がらないんですが。出だしのふいに始まる感じとか、サビもさみし気で、以外にはまってしまいます。雰囲気を楽しむ歌なのかも。歌詞も、「何も犠牲にしない優しさならいらない」 とか、サビなんて、ただ待っているだけの歌詞なのに、それが逆に深みを増すというか。YUIさんは、どのアルバムも最後の曲は疑問とか矛盾をテーマに含んでいるらしく、僕はそういう感性(歌、絵、文学関係なく)が好きなので、全アルバム最後の曲が好きなんです。